アキヨシ産業
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ヘアサロン ボレロ インタビュー

ヘアサロン ボレロ

代表
山田 銀河氏
住所
渋谷区神宮前2-19-13 J2ビル 3F
事業内容
ヘアサロン
ヘアサロン ボレロ

創業について

僕の場合は、まず、地元の大阪で美容師としてのキャリアをスタートさせました。
大阪での日々は順調だったんですが、徐々に東京への憧れが大きくなってきたんです。
そんなときに、ある業界誌の記事がきっかけで、青山でサロンを経営している代表の方とお会いできたんです。それがご縁で、8年間そのサロンで仕事をさせてもらいました。 その後いったん、美容業界から離れていた時期もあったんですが、自分のサロンを持とうと決意して、独立資金を貯めるために一度大阪に戻りました。 それから一年後ですね、今のサロンを立ち上げたのは。

今の場所にサロンをもった理由

独立をすると決めてから将来的には、一番の激戦区である原宿・青山にサロンを持ちたいという気持ちは強かったんですが、 実は、最初から原宿・青山という場所で勝負をしようとは考えていなかったんです。
原宿・青山という立地は、飛び込みでお客様が来てくれるような場所ではないということが、経験上分かっていたので、最初からそこで勝負するにはリスクが大きいかなと思っていたところがありました。 それで、物件探しの段階では、渋谷や代々木上原、恵比寿といった立地も視野に入れていたんです。 そういう状況の中、物件を何十件と見ているなかで、一番惹きつけられたのが今の場所でした。 具体的には、建物の魅力と光がたくさん入る気持ちの良い空間が気に入りました。そういう訳で、最終的に出せればいいと思っていた場所に最初からサロンを構えることになったという感じですかね。

激戦区原宿・青山で勝負するための独自性とは

美容師という仕事の本質を考え続けた結果、お店のコンセプトにもなっていますが「その人に本当にあったデザインを提供する」ということを常に意識しています。 それを可能にするには、技術を磨くいくということは大前提なんですが、その人の要望の奥底にある本質をいかにつかまえられるかに懸かってると思っています。 そのためには、お客様とのコミュニケーションを高めて、そこからその人を感じる力も磨いていかなければならないと考えているんです。
例えはお客様が髪を短くしたいと言っているとき、そこには色んな理由があります。ライフスタイルだったり、その時の感情だったり気分だったり。 僕たちの仕事はゼロから作り出すわけではないと思っているので、そういうもの感じ取った上でデザインを作らないと「その人に本当にあったデザイン」は提供できないと思うんですね。

そういう理由で僕のサロンでは、予約の取り方を1時間に1人という風に制限しているんです。 利益を追求していくなら、30分、20分に1人といったペースでこなしていかなければならないのですが、それでは僕のスタイルが確立できません。 お客様と深い信頼関係を築くことによってデザインをつくりあげる、このスタイルを貫いているところが他のサロンさんとは少し違うところじゃないでしょうか。

ボレロというネームの由来

本質を追求する王道感があるサロンを作りたいという思いがあったので、伝統的なイメージを感じさせてくれるようなネームを考えていました。 それで思い浮かんだのがクラシックのボレロだったんです。
サロンというは、スタッフとのチームワークも重要な要素なんですが、そういう部分を一つのオーケストラに見立てたところもあったんです。 ボレロって曲は、ずーっと同じフレーズなんですけど、一小節ごとに楽器が変わるんです。僕のサロンでもスタッフ一人一人が自分の音色を奏でることで、心に響くデザインを作りたい、そんなイメージでネーミングしました。

ロゴの4色も、小手先ではない伝統的なサロンを作りたいということから、昔からある日本の伝統色から選択したんです。今っぽい色合いなんですけど。 その人それぞれの個性を表現したいという意味合いから、あなたの色を探しましょう、あなたの色を一緒に表現しましょう、というメッセージをこめました。

物件探しのポイントは

僕の場合は、とにかく数多くの物件を見て回るようにしました。 作りたいサロンのイメージを描きながら、物件探しをするんですが、 理想と現実をすり合わせるには、たくさんの物件を見て回るというのが一番だったと思います。 体力的には非常にきつかったのですが。 実際に50件以上は現地に足を運んで、物件を見たと思います。 今の物件を何の迷いも無く自信を持って決めることができたのも、そういう物件の探し方をしたからだと思っています。

内装のポイントは

ロゴの4色を彩った鏡面を引き立たせるにはどうすればいいか、というところから始めました。あの鏡面があってのそれ以外というイメージです。 心地よいと感じるお店って、無駄がないんですよね。 それでいて、その無駄のない中に何かポイントとなるようなものがあるんです。 できるだけお客様の目の付くところに余分なものを置かないようにしたのも、白を基調としたのも、コンセプトが決まった時点で、そこから引き算で考えていった結果ですね。

今後の方向性

オープンして2年が経ちますが、サロンのあるべき形が見えてきたので、まずはそれを確立させたいと思っています。 その過程で次にまた、自分たちが何をすべきかという方向性が見えてくるような気がしています。
オープンする前は、3年後はこう、5年後はこう、10年後はこう、 というビジョンをもってサロン作りをするというイメージだったのですが、いざオープンしてみると、イメージがあってそれに近づけていくというよりも、毎日の積み重ねがあって長期的なビジョンがみえてくると考えるようになりました。

日々の積み重ねと成長の持続性を大切にしていけば、おのずと進むべき道は見えてくるのかなと思っています。そうは言っても、それなりのビジョンは持っているんですけどね(笑)。 また、それとは別に、僕には自分たちが得てきたことを美容業界に還元していきたいという思いもあります。

全国には僕と同じ仕事をしている美容師さんが大勢いますが、 そういう方たちの励みになれたらいいなと思っているんです。 僕自身も地方で仕事をしていたときに、先端の情報を発信する美容師さんたちから刺激を受けたり助けられたりすることが多々ありました。
それなので、今度は自分達が情報を発信する立場になることで、地方で頑張っている全国の美容師さんたちの力になりたいと思っています 。

アキヨシ産業へのメッセージ

大阪で仕事をしながら東京の物件探しをしなくてはならないとうハンデがあったのですが、そのハンデを見事にカバーしてくれたのだアキヨシ産業さんでした。 今こうしてボレロを立ち上げることができたのもアキヨシ産業さんの力によるところが大きかったと思います。 今後、ボレロが成長していく過程で、再度出店の機会が来たときは、またいい物件を紹介してください。

アキヨシ産業より

以前から代表の山田さんには、「信念と行動力の人」というイメージを抱いていたのですが、今回お話を聞かせて頂いて、それが確信へと変わりました。 サロンの内装や雰囲気をはじめ、ショップカード、HP、スタッフの方々まで、全てにおいて山田さんのポリシーが浸透しているというのが良く伝わってきます。 物事の本質を捉えて追求していく姿勢、素晴らしいです。
お手本にしていきたいと思います。

取材日:08.4.4  取材者:及川貴義

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