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hair make Kairi インタビュー

hair make Kairi

代表
吉井 功 氏
住所
渋谷区桜丘町8-6 後上ビル2F
事業内容
ヘアサロン
hair make Kairi

美容師になろうと思ったきっかけは

僕の場合、美容師という職業に対する憧れとか昔からの夢だとか、 そういう何か特別な思いがあって美容師なろうと思ったわけじゃないんです。
僕がこの仕事を始めた頃は、カリスマ美容師なんていうのもなかったし、そんなにもてはやされている業界ではなかったですからね。「髪の毛をいじるのが好きで、自分の頭をセットするのが好きです」くらいの志望動機で、たまたま知り合いの美容室に就職が決まったんです。
だから最初は「すぐに辞めるかもな」なんて軽い気持ちで始めてしまったんですけど、1年たって2年目に入る頃には、この仕事を頑張って続けていこうという気持ちになってましたね。

創業について

仕事を始めて4年目のときに、東京へ行きたいという気持ちが強くなってきたんです。金銭的にも冒険ができる丁度良いタイミングと重なったこともありまして。 そういう経緯で上京して、運良く渋谷でオープニングから入れるサロンが見つかったんです。そこで10年間、仕事をさせてもらったので最終的な役職はエリアマネージャーでした。 常に6、7人のスタッフを見ていかなければならない立場でしたし、個人の売上はもちろんのことサロン全体の売上も管理しなければならない立場でしたので、独立前にマネジメントの仕事ができたのはすごく大きな経験になりましたね。
そこから徐々に、自分のサロンを持ちたいと思うようになってきて、独立の準備をし始めたんです

物件探しのポイント

今の物件に決める前に、一度だけ契約寸前までいった物件がありました。
武蔵小山の物件だったんですけど、そこは初期費用も賃料も安くて、人通りもそれなりにあったので、新規のお客様もたくさん取れるかなと思ったんです。
色々と迷いに迷って、一緒にやる仲間とも相談した結果「自分らしくない」という話になって、結局そこはやめることにしたんです。 その後もしばらくの間は渋谷から少し離れた沿線の物件を中心に探していたんですが、途中で考えが変わったんです。
自分自身が渋谷で10年間仕事をしてきたということ、僕のために来てくれるお客様が渋谷を中心に活動している人が多いということ、そういうことを考慮に入れると、やっぱり渋谷から離れたくなかった。 とは言っても渋谷で、駅に近くて賃料がそれなりの物件なんて、まずみつからないのは分かっていたので、しょっちゅう迷ってましたよ。

渋谷・桜丘町にサロンをもったのは

渋谷駅周辺という立地にはこだわっていましたが、実を言うと、桜丘町という立地をきっちりリサーチして決めたわけではないんです。
物件を押さえる為に、悠長なことは言ってられなくて、きっちりリサーチしている時間がなかったのも事実なんですけどね。
決め手だったのは、居抜き物件だったので初期投資をおさえられること、フリーになって一年近くになるので、とにかく早く決めたかったこと、この2点です。 時間的な猶予があまりない中で決断しなければならなかったんですけど、桜丘町は立地的にも正解でした。 まず、雰囲気がとてもいいですよね。代官山へ抜ける導線ということもあって、お洒落ね女性も非常に多い。それと、周辺のお店もすごく賑わっていますよね。同じビルの1階のカフェやネイルサロンもすごく流行ってますよ。
平日でも9時頃まで、人通りが絶えないですしね。開店準備のために毎日通うようになるまで、桜丘町にこんなに良いお店がたくさんあること、知りませんでしたから。

激戦区渋谷で勝負するための独自性は

特にそういうのはないですね。自分のことを特別個性的だとは思っていないし、店の内装なんかも特別何かにこだわっている訳ではないですしね。 自分らしく自然体でやっていければ良いかなと思っています。
ただ、強いてあげるなら、「自分の人間性を磨くこと」ですかね。 僕のお客さんというのは、自分で言うのも何ですけど、僕自身のことを気に入ってくれて来てくれているんだと思ってますから。 本当は自分でこういうことを言うの恥ずかしいし好きじゃないんですけどね。だから「他のサロンに負けないための独自性」をだすには、自分自身を磨いていくことしかないんじゃないですかね。 僕の人間性が磨かれれば、磨かれた分だけお客様も増えると思ってますので。

hair make kairi というネームの 由来

由来もあまり意味はないんです。ネームに関してはすごく悩んだんですけれど、結局は思いつきで決めました(笑)。
日本語なんだけれど日本語っぽくなくて自然な感じがする言葉、何かないかなと。それで「海」とか「山」とか「川」とか「空」とかそういう言葉をイメージしていったら、「海里」という言葉に行き着いたんです。距離を表す言葉でもあるんですよね。
漢字表記も検討したんですけど、漢字だとお酒の名前みたいでしょ。芋焼酎「海里」って実際にありそうじゃないですか(笑)。
やっぱり美容室なんで「Kairi」にしたんです。

内装のポイント

お店の名前を海から連想したんで、内装は地中海に面したヨーロピアンリゾートをイメージしました。
窓の向こうは真っ青な海が想像できるみたいな。実際は埼京線が走ってるんですけどね(笑)。内装工事には僕も参加して、色々手伝ったんでよ。実際にシャンプー台のタイルは僕が張ったんです。最初はモノトーンの予定だったんですけど、やっぱり海をイメージしたくて水色を使ったんですね。 そうしたら、1回目は水色を使いすぎて昔の銭湯みたいになってしまって、慌ててやり直しました(笑)。
それと今回は、美容室の居抜き物件を見つけてもらえたので、金銭的にも非常に助かりました。
給湯設備や空調、シャンプー台の水周り工事を何もないところから作ったら、かなりの負担になりますらね。居抜き物件だったのは非常にラッキーでした。

今後の抱負を

まずは、これまでの自分のお客様を大事にして、より満足していただけるサービスをご提供していきたいですね。
それと同時に、自分のサロンを通りがかりの人や周辺の人達に認知してもらって、少しづつでいいので新規のお客様も増やしていきたいです。将来的には新しいスタッフも募集したいですね。 正直にお話しすると、自分のサロンを持つという事で、今はすごく怖さもあるんですが、自分がどこまでできるか楽しみなところもあるんです。
美容師になって、初めて自分のカットでお客様からお金をいただいときの嬉しさと感動は今でも覚えいますが、オーナーとし再出発することで、そのときと同じような感動を経験できるのではないかと、そういう点でも今からすごく楽しみです。

アキヨシ産業へのメッセージ

この度は、大変お世話になりました。物件が決まるまで、長い間お付き合いありがとうございます。
及川さんにお会いしてから1年近く経ちますが、初めてお会いした際に「身内に、美容室をやっている者がいて吉井さんも良い場所をみつけてほしい」と、言われた事を思い出します。 それが実現出来た事は大変感謝いたします。素敵な場所を仲介ありがとうございました。今後とも、宜しくお願いします。

アキヨシ産業より

吉井さんがご契約された物件は、居抜物件だったのですが、改装前と改装後で見事なまでにイメージチェンジされていました。
鏡面、イス、シャンプー台、カウンターといった基本部分を前テナントの美容室さんから引継いだにも関わらず、全く違う美容室に変身させてしまったのは圧巻でした。前の美容室をご存知の方が訪ねられたら、間違いなく驚かれるのではないでしょうか。
今回、吉井さんにお話を聞けたのは、オープン直前の非常にお忙しい時期でした。にもかかわらず、快く取材を受けて頂き本当にありがとうございました。

取材日:08.5.30 取材者:及川貴義

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