HOME > 取引実績

取引実績の一部ご紹介

お客様名ストーリー
ホームページ
■㈱ajito http://www.ajito.in/
■クラインアイウェア http://klein-eyewear.com
■(株)アークビルサービス詳細はこちら!http://www.ark-service.co.jp
■ヘアサロン ボレロ詳細はこちら!http://www.bolero-design.jp
■(株)アティックプランニング詳細はこちら!http://www.atticroom.jp/planning/top.html
■(株)上昇気流 http://www.josho-k.com
■UAS Design http://www.myspace.com/alphabetsoup_uasdesign
■hair make Kairi詳細はこちら!
■(株)メイン http://www.cc-main.co.jp/
■クマガイコーポレーション(株) http://kumagaicorp.jp
■㈱アウトナンバー詳細はこちら!http://www.outnumber.jp
■㈱日本在宅ケア教育研究所 http://www.zaitakucare.co.jp
■㈱Reventon http://www.beberose.com/news.html
 
   
   


お客様にインタビュー

 





 株式会社アウトナンバー 様

  • 代表取締役社長:小野田 博彦 氏
  • 住  所:渋谷区恵比寿南2-9-5 恵比寿南ハウス403
  • 事業内容:メディア事業 コンサルティング事業
吉井さん  



創業について

独立する前は会社員でした。その会社に就職する前から起業することは決めいていて、実際に退職する1年前から有明にオフィスを借りていました。
独立前にオフィスを準備した理由は、追い込むという訳でもなかったのですが、起業をしやすい方向に自分をもっていくように努めた結果です。
起業をしようと思っていても、しない言訳というのはいくらでもあって、特に職場の環境が良いところにいると、なかなか踏ん切りがつきません。
決断を先延ばしにしてヤル気がなくなってしまうのが一番嫌だったので、
そうならないためにとった行動ですね。そのお蔭で、退職後すぐにオフィスが機能している状態でした。

メディア事業について

現在は、マンション情報とバスケットについてのコミュニティーサイトを運営しています。
なぜこの2つかと言うと、自分の興味の範囲ということはもちろんなんですが、両方とも情報の格差が激しいからです。
例えば、5000万円もする中古マンションを買おうというのに、雑誌の数センチ四方の情報しか便りにするものがないというのは、情報が少なすぎると思ったんです。
ヤフオクで500円の物を買うのときよりも、判断材料が少ないというのは、やっぱりおかしいでしょ。
不動産業界の構造自体を変えるのは至難の業ですけれど、中古マンションに関する情報の流通自体は、まだやりようがあるのではないかと考えているんです。
 
バスケにしても、日本人の生活の中にスポーツというエンターテイメントが、もっと浸透してもいいじゃないかと思っています。
本当は、今よりもっと日本人の生活の中にスポーツが入っていくべきなのに、多くの日本人は積極的に入っていけないところがある。
そこを情報でなんとかできないものかと思っていて、情報にアクセスしやすい状況を作りだすことができれば、もっと多くの人が、スポーツを見るとかするとかいう行動を取りやすくなるだろうと考えてサイトを立ち上げたんです。

コンサルティング事業について

コンサル事業は、業務・ITシステムの両面からクライアントをサポートします。
クライアントの業務改善や目標達成のために、計画の立案だけでなく、「その実行まで一緒に行う」 ことに主眼を置いています。
簡単言うと、お客さんが困っていることの答えを我々が見つけて改善し、一緒に目標を達成しましょうよ、ということです。
そのために、会計、物流、IT、マーケティング等、あらゆる方面から解決方法を探っていきます。

最初のオフィスについて

東京都がベンチャー支援策の一環で、有明に安い賃料でオフィスを提供していたんです。
月々数万円は掛かりましたが、起業の準備ができるのであれば安い投資と考え、そこに机と椅子だけ用意して約2年借りました。

移転の経緯について

一緒にやる仲間も集まって、いざスタートしてみると有明というところは、地理的な面でも会社の運営面でも、すごく不利なところだったんです。
クライアントのところへ行って帰ってくるだけで時間が掛かって大変でしたし、人数が増えてくると交通費が異常に高くてつくんです。
しかも活気のない街で夜になると電気が消えて寂しくなってしまうようなところだったので、一旦外出すると帰ってくる気にならない。
これじゃあ、安くても意味がないよねということで、人も集まって売上も作れるようになった段階で引っ越すべきという流れになりました。

物件探しのポイントは

スタッフのみんなが通勤がしやすくて、クライアントのところへ通いやすいという立地で、さらに街とその物件が持っている雰囲気を重視しました。
ベンチャーなので活気を失ったらアウトというところはあるので、街も物件も活気がダウンしているなと感じられるところは避けたかったんです。
気持ちが盛り上がるような場所を希望していたので、渋谷、恵比寿、目黒といった地域を色々と見て回った結果、ダントツに良いと思った物件が今のオフィスなんです。
恵比寿は、街からパワーを与えてもらっている!とまでは言わないまでも、気持ちがすごく前向きになりますね。
有明にいた頃は、街にパワーを吸い取られているように感じていましたから(笑)。
恵比寿というと聞こえも良いみたいで、クライアントからも成功しているように捉えられるようです。
そういう点からも良いところを選んだなと思っています。

理想のオフィスは

理想と言うか、次に移転するなら、ボロボロでいいので、手を入れてもいいような物件がいいですね。色々と面倒かもしれませんが、オフィスも自分達使用でクリエイティブにやりたいという希望はありますね。
一軒家を借りて、まるまるリノベーションするなんていうのも楽しそうじゃないですか。

今後の方向性

私の会社が目指すところは、自分で土俵を作ってそこを独占して行くことです。
社名のアウトナンバーというのはバスケットボールの用語なんですが、直訳すると数的優位を作るとか、数で圧倒するとか、そういった意味になります。
バスケは5対5でやるスポーツですが、速攻を使ったり相手との位置取りをうまくやることで、3対2や2対1といった数的優位を作リ出すことが可能になるんですね。
ビジネスも一緒で、事業の位置取りとか区切り方を上手にやれば、必ず優位な体制を作り出すことができる。
そうやることで市場をどんどん開拓して行こうというのがうちの戦略でありコンセプトなんです。
極論なんですが、このコンセプトに沿ったものであれば何をやってもいいと思ってるんですよ。
組織が有機的に、明るく、楽しくやること。
ここを一番重視したいですね。そうでなければ、わざわざベンチャーをやる意味がないと思っていますから。

アキヨシ産業へのメッセージ

今のオフィスの契約時に、物件側の不動産会社さんが鍵を用意しておらず、
おまけに平気な顔して「今度取りに来てくださいね」と言われた際、
(有明からの身としても)内心穏やかではなかったのですが、
アキヨシ産業さんが、すかさず「ウチで取りに来てお届けに参ります」と
言ってくださった時に、後光が指して見えました。
他の業界では当たり前なのかもしれないですが、
この業界でこの姿勢でサービスをしていただけるのは
貴重な存在なのだと思います。
今後も是非その品質を維持していってください。

Re:

今回、お話を聞かせていただいて、すごく印象が強かった言葉があります。それは、「やれることがあればどんどん喰らいついていきたい」 「むしろやらないことのリスクのほうが高い」 「トライして失敗することは、もの凄く良いことだと思っている」 といったコメントです。
色んなところでよく聞く言葉ではあるんですが、実際に起業されて実行されている方の口から聞くと、まるで説得力が違いますね。久々にガツンときました。
やっぱり小さくまとまっちゃダメですね。小野田社長は、それを感じさせてくれる方でした。


取材日:08.6.18 取材者:及川貴義





 

hair make Kairi 様

  • 代  表:吉井 功 氏
  • 住  所:渋谷区桜丘町8-6 後上ビル2F
  • 事業内容:ヘアサロン
吉井さん kairi

美容師になろうと思ったきっかけは

僕場合、美容師という職業に対する憧れとか昔からの夢だとか、 そういう何か特別な思いがあって美容師なろうと思ったわけじゃないんです。
僕がこの仕事を始めた頃は、カリスマ美容師なんていうのもなかったし、そんなにもてはやされている業界ではなかったですからね。「髪の毛をいじるのが好きで、自分の頭をセットするのが好きです」くらいの志望動機で、たまたま知り合いの美容室に就職が決まったんです。
だから最初は「すぐに辞めるかもな」なんて軽い気持ちで始めてしまったんですけど、1年たって2年目に入る頃には、この仕事を頑張って続けていこうという気持ちになってましたね。

創業について

仕事を始めて4年目のときに、東京へ行きたいという気持ちが強くなってきたんです。金銭的にも冒険ができる丁度良いタイミングと重なったこともありまして。
そういう経緯で上京して、運良く渋谷でオープニングから入れるサロンが見つかったんです。そこで10年間、仕事をさせてもらったので最終的な役職はエリアマネージャーでした。
常に6、7人のスタッフを見ていかなければならない立場でしたし、個人の売上はもちろんのことサロン全体の売上も管理しなければならない立場でしたので、独立前にマネジメントの仕事ができたのはすごく大きな経験になりましたね。
そこから徐々に、自分のサロンを持ちたいと思うようになってきて、独立の準備をし始めたんです

物件探しのポイント

今の物件に決める前に、一度だけ契約寸前までいった物件がありました。
武蔵小山の物件だったんですけど、そこは初期費用も賃料も安くて、人通りもそれなりにあったので、新規のお客様もたくさん取れるかなと思ったんです。
色々と迷いに迷って、一緒にやる仲間とも相談した結果「自分らしくない」という話になって、結局そこはやめることにしたんです。
その後もしばらくの間は渋谷から少し離れた沿線の物件を中心に探していたんですが、途中で考えが変わったんです。
自分自身が渋谷で10年間仕事をしてきたということ、僕のために来てくれるお客様が渋谷を中心に活動している人が多いということ、そういうことを考慮に入れると、やっぱり渋谷から離れたくなかった。
とは言っても渋谷で、駅に近くて賃料がそれなりの物件なんて、まずみつからないのは分かっていたので、しょっちゅう迷ってましたよ。

渋谷・桜丘町にサロンをもったのは

渋谷駅周辺という立地にはこだわっていましたが、実を言うと、桜丘町という立地をきっちりリサーチして決めたわけではないんです。
物件を押さえる為に、悠長なことは言ってられなくて、きっちりリサーチしている時間がなかったのも事実なんですけどね。
決め手だったのは、居抜き物件だったので初期投資をおさえられること、フリーになって一年近くになるので、とにかく早く決めたかったこと、この2点です。
時間的な猶予があまりない中で決断しなければならなかったんですけど、桜丘町は立地的にも正解でした。
まず、雰囲気がとてもいいですよね。代官山へ抜ける導線ということもあって、お洒落ね女性も非常に多い。それと、周辺のお店もすごく賑わっていますよね。同じビルの1階のカフェやネイルサロンもすごく流行ってますよ。
平日でも9時頃まで、人通りが絶えないですしね。開店準備のために毎日通うようになるまで、桜丘町にこんなに良いお店がたくさんあること、知りませんでしたから。

激戦区渋谷で勝負するための独自性は

特にそういうのはないですね。自分のことを特別個性的だとは思っていないし、店の内装なんかも特別何かにこだわっている訳ではないですしね。
自分らしく自然体でやっていければ良いかなと思っています。
ただ、強いてあげるなら、「自分の人間性を磨くこと」ですかね。
僕のお客さんというのは、自分で言うのも何ですけど、僕自身のことを気に入ってくれて来てくれているんだと思ってますから。
本当は自分でこういうことを言うの恥ずかしいし好きじゃないんですけどね。だから「他のサロンに負けないための独自性」をだすには、自分自身を磨いていくことしかないんじゃないですかね。
僕の人間性が磨かれれば、磨かれた分だけお客様も増えると思ってますので。

hair make kairi というネームの 由来

由来もあまり意味はないんです。ネームに関してはすごく悩んだんですけれど、結局は思いつきで決めました(笑)。
日本語なんだけれど日本語っぽくなくて自然な感じがする言葉、何かないかなと。それで「海」とか「山」とか「川」とか「空」とかそういう言葉をイメージしていったら、「海里」という言葉に行き着いたんです。距離を表す言葉でもあるんですよね。
漢字表記も検討したんですけど、漢字だとお酒の名前みたいでしょ。芋焼酎「海里」って実際にありそうじゃないですか(笑)。
やっぱり美容室なんで「Kairi」にしたんです。

内装のポイント

お店の名前を海から連想したんで、内装は地中海に面したヨーロピアンリゾートをイメージしました。
窓の向こうは真っ青な海が想像できるみたいな。実際は埼京線が走ってるんですけどね(笑)。内装工事には僕も参加して、色々手伝ったんでよ。実際にシャンプー台のタイルは僕が張ったんです。最初はモノトーンの予定だったんですけど、やっぱり海をイメージしたくて水色を使ったんですね。
そうしたら、1回目は水色を使いすぎて昔の銭湯みたいになってしまって、慌ててやり直しました(笑)。
それと今回は、美容室の居抜き物件を見つけてもらえたので、金銭的にも非常に助かりました。
給湯設備や空調、シャンプー台の水周り工事を何もないところから作ったら、かなりの負担になりますらね。居抜き物件だったのは非常にラッキーでした。

今後の抱負を

まずは、これまでの自分のお客様を大事にして、より満足していただけるサービスをご提供していきたいですね。
それと同時に、自分のサロンを通りがかりの人や周辺の人達に認知してもらって、少しづつでいいので新規のお客様も増やしていきたいです。将来的には新しいスタッフも募集したいですね。
正直にお話しすると、自分のサロンを持つという事で、今はすごく怖さもあるんですが、自分がどこまでできるか楽しみなところもあるんです。
美容師になって、初めて自分のカットでお客様からお金をいただいときの嬉しさと感動は今でも覚えいますが、オーナーとし再出発することで、そのときと同じような感動を経験できるのではないかと、そういう点でも今からすごく楽しみです。

アキヨシ産業へのメッセージ

この度は、大変お世話になりました。物件が決まるまで、長い間お付き合いありがとうございます。
及川さんにお会いしてから1年近く経ちますが、初めてお会いした際に「身内に、美容室をやっている者がいて吉井さんも良い場所をみつけてほしい」と、言われた事を思い出します。
それが実現出来た事は大変感謝いたします。素敵な場所を仲介ありがとうございました。今後とも、宜しくお願いします。

Re:

吉井さんがご契約された物件は、居抜物件だったのですが、改装前と改装後で見事なまでにイメージチェンジされていました。
鏡面、イス、シャンプー台、カウンターといった基本部分を前テナントの美容室さんから引継いだにも関わらず、全く違う美容室に変身させてしまったのは圧巻でした。前の美容室をご存知の方が訪ねられたら、間違いなく驚かれるのではないでしょうか。
今回、吉井さんにお話を聞けたのは、オープン直前の非常にお忙しい時期でした。にもかかわらず、快く取材を受けて頂き本当にありがとうございました。

取材日:08.5.30 取材者:及川貴義

≫ページTOPに戻る




㈱アクティックプラニング 様

  • 代表取締役:五味 啓 氏
  • 住   所:渋谷区宇田川町10-2           第2野口ビル 1F
  • 事業内容:広告業/飲食業

創業について

創業して、今期で3年目です。独立するまで、大手企業で7年、ベンチャーで7年、主に広告の仕事をやってました。
最初に西麻布にカフェを出したときは、前の会社に勤務しながらで、平日は、パートナーに店を任せて、自分は土・日に店に立つという感じでやってましたね。
その店を3年運営して、飲食店経営のノウハウを掴んだので、2店舗目を渋谷に出したんです。
2店舗を運営しながら会社勤めは難しいということで、そこから会社を辞めて、フリーの広告プランナーをやりながら、店舗運営をやるようになりました。
現在は広告業もやりながら、渋谷に2つ、恵比寿と新宿御苑に1つずつ店を展開していて、もう1つ新しい店を渋谷に出そうと準備しているところです。

店舗展開ついて

飲食をやっている人というのは、二つのタイプに分かれると思っているんですけど、一つは、自分が現場に立つ人ともう一つは自分が現場に立たない人。
現場に立つ人というのは技術を持っているので、ありがちなパターンがオーナーシェフですね。立たない人というのは、えてして店を増やしたがる傾向がある。
そういう人って2店舗、3店舗は最低でも持ってますよね。
僕の場合は後者のほうに分類されると思うんですけど、店舗展開することで、会社を上場させたいとか、金持ちになりたいとか、決してそういう気持ちでやってる訳ではないんです。
今後も、コンスタントに出店をしていきたいとは思っていますが、その理由は2つあります。1つは、店を作るプロセスが純粋に楽しいということ。
もう1つは、優秀なスタッフが育ってきたり、入社してきたりしているので、そういうスタッフに見合った環境を整えて、力を存分に発揮させてあげたいなと思っていること、この2つです。

オリジナルへのこだわり

飲食業という商売で儲けようと思うのであれば、フランチャイズビジネスをやればいいと僕は思っています。
そのほうが成功へのロジックが出来上がっているので。
技術提供もしてくれれば、素人でもそれなりの食材を提供できますし、看板に知名度があるのでお客さんも集まります。
一方、オリジナルでやる場合、自分でお店の名前を決めて、コンセプトを決めてとやっていくと多大な労力がかかる。
また、出す店一つ一つに個性を作りだすので、それを現場で働くスタッフとか、店の内装や看板を作るデザイナーとか、関わる人間全てに共有させなければならない。これもまた非常に骨の折れる作業です。でも、これができるのも 「好きだから」。 これ以外の何物でもないですね。

物件探しのポイント

独立して 飲食業をやろうと思う場合、通常は1階の路面店から探していきますよね。
何故かと言うと、空中階の成功方法というものがあまり紹介されていなくて、書籍なんかでも「空中階で商売をやると負けます」みたいな空気があるんです。
例えば、お客の呼込力を数値にした場合、路面店の集客力を10として、2階の店舗だと6、3階以上でエレベーターがあると4だとすると、上に行けば行くほどお客の呼込力がなくなっていく事を意味します。
つまり空中階っていうのは視認性が悪く、お客さんも見えないお店に入るのには勇気がいるので、流行らせるのが難しい、ってことです。
でも、それだから1階・路面店でやらないと勝負にならによ、という結論にはならないと思うんです。6くなら6の、4なら4の勝負の仕方があって、僕はそこに勝算を見出しました。
キーワードは「好立地悪条件」。立地は良いんだけれど、条件が悪い物件ですね。例えば、JR山手線の内側で、徒歩圏内で、角地で、人通りの多い場所、これが好立地。
薄暗くて急な階段を上った4階だとか、ほとんど看板が出せない雑居ビルの8階だとか、2階にヘルスが入っていてるビルの階段を上って4階だとか(笑)、これが悪条件。
「好立地好条件」だとみんながほしい場所なので当然に賃料が高い。
僕は賃料が高い飲食ビジネスをやるつもりが無いので、賃料を抑えるには、「好立地悪条件」か「悪立地好条件」に狙いをつけるしかない。
駅から歩いて20分という立地(悪立地)であれば、角地で1階・路面店(好条件)でも賃料は安い。
そのやり方で成功しているお店をたくさん知ってるけれど、それは僕がやろうとしていることではない。
僕のスタイルは、誰もが「飲食店は無理だろう」っていうような物件に、魂を吹き込んでいくんです。
実際に、アティックルーム(2番目に出した渋谷宇田川町のカフェ)の物件を借りようとしたときは、みんなから反対されましたし、その時の不動産屋さんからも「絶対に失敗するからやめたほうがいい」って断言されましたからね(笑)。
それでもインスピレーションで借りました。そういう意味では、アキヨシさんに紹介してもらった今度出す店(渋谷宇田川町に近々オープン予定の「AKAKAGE」)は、イレギュラーですね。
申込時に、他の飲食店さんと競合したのは初めてだし、以前のテナントが飲食店だった物件に入居するのも初めてだし、路面店ですしね(笑)。

失敗の経験は

もちろんあります。僕も最初から勝てる店を作れたわけではありません。
最初に出した西麻布のカフェは失敗だったと思っています。
失敗といっても赤字を出して経営が行き詰ったという訳ではなく、僕が思い絵書いている店を作れなかったという意味で失敗だったかなと。
このお店も、先程お話した二つのタイプ(現場に立つオーナーと現場に立たないオーナー)の前者であれば、成功なんでしょうけれど、僕が目指すところは、後者なので。
自ら店に立つと立たないとで大きく違うのは人件費です。
僕の変わりに人を入れるということは、店長クラスを入れるということで、そうすると人件費に30万円くらい出でしまうことになる。
カフェという商売は、人件費のたった30万円くらいで、赤字か黒字かの分岐点になってしまうぐらいの薄利の商売なんです。
つまり客単価が安い商売なので、人件費に30万円掛かるか掛からないかは、運命の分かれ道なんですね(笑)。
西麻布のカフェもランチで3回転してましたし、いつも混んでるような繁盛店だったんです。それでも、僕の代わりになる人を入れると決めた瞬間に、赤字になることは明白でした。
それで、初期投資を償却して利益が確定した時点で、その店は閉めたんです。
3年で閉めましたが、このお店のお蔭で「飲食店とは何たるか」を全て学びましたね。

突き抜けた瞬間は

アティックルームを作ったときに分かりましたね、店が軌道に乗るというのがどういうことなのかが。
(売上の)波の乗り方が全然違いましたから、西麻布のカフェとは。
その違いは分かりやすくて、夜にお酒を飲むお客さんが来てくれるか、来てくれないかです。
カフェをやっている限り、昼に満席になっていたとしても、夜にお客さんが来てくれなければ、大きく儲かることはまずない。
アティックは夜の売上が出ますし、しかも一時は行列ができるまでになった、カフェなのに。
ここで初めて、「店が当たる」とはどういうことを言うのか知りましたね。
それで、溢れたお客様を誘導することもできるだろうっていうことで、近くにアストラルランプ(夕方の5時から深夜3時までのカフェバー)を作ったんです。
そこも、オープンから半年ぐらいで火がついて、今やどちらも簡単に入れないお店になってしまいました(笑)。

勝てるお店を作るには

自分が行きたいお店を作ることです。
自分が興味ないのに、儲かりそうだからとか、今流行っている業態だからとか、そういう理由だけで店作りをしても成功しないと思いますよ。
仮に成功したとしてもつまらないでしょ、そういう作り方だと。
極端な話をすると、自分が毎日でも行きたいと思えるお店を作って、お客さんが来なかったら、自分が毎日メシを食いに行こう!という様なお店を作れるかどうかだと思います。
僕は、一つとして同じネームでのお店をやるつもりはないんですけど、「僕が愛せる空間、僕が愛せるサービス、僕が愛せる食事とドリンク」というコンセプトは、どの店も一緒です。
店に置く家具を全て「 6時間座っても疲れないイスとテーブル」にしているのも、そういう理由からです。
あえて、お客さんに長居してもらっても良い様に作ってますからね。
だから、回転率悪いですよ、僕の店は(笑)。
どの店も、見つけにくい場所にあって、入るのに勇気がいるにもかかわらず、それでも見つけて来てくれるお客さんには、ゆっくりしてもらいたいという感謝の気持ちを込めてそうしてるんです。
これは、勝つためにはこういう風にしなくてはならないよ、と言っているのではなくて、あくまで色々ある方法の中の1つです。
勝てるお店を作るということは、自分の狙いを支持してくれるお客さんをたくさん作る、ということとイコールなんです。

今後の方向性

飲食業の話が中心になりましたけど、うちの会社は飲食業と広告業との売上がちょうど半分半分で、どちらも本業になるんです。
これまでは、その2つの業務間にはシナジーが全くなくて、バラバラのことをたまたま一つの会社の中でやっている感じでした。
つながりと言えば、せいぜい得意先の接待をうちのお店でどうぞ!って言うぐらいで(笑)。
でも最近は、デザインチームが3本目の柱に育ちつつある。
デザインチームは、飲食部門の看板だとかショップカード等のデザインもやれば、クライアントからの依頼で広告のデザインもやる。
ちょうど二つの業務をつなぐ役割になってきています。
デザインチームがどんどん大きくなってきて、3本柱のバランスが崩れずに伸びて行くうちは、今の体制に大きな変化はないでしょうね、人が増えて規模だけ大きくなっていくというだけで。
ただ、遠い将来はどうするか分かりません。
僕には色々なアイディアがあって、そのアイディアが事業として成立して楽しいものであれば、飲食業を辞めてしまうかもしれないし、あるいは広告業のほうを辞めてしまうかもしれないし、もしかしたら両方とも辞めてしまうかもしれない。
将来的に思い描くことは、今、温めているアイディアと僕が力を注いでやってきたことに、シナジーをどんどん生み出していいって、新しいことに積極的にチャレンジしていくことです。

アキヨシ産業へのメッセージ

アキヨシさんには、本部のオフィス探しのときもお世話になりましたし、色々とお世話になってますね。
僕も色んな不動産屋さんとお付き合いしてきましたけど、その中でもスマートな業者さんだと思います。
それと不動産オタクな人も多いですね(笑)。
今後もお力をお借りしたいときがあると思いますので、そのときはまた、よろしくお願いします。

Re:

アティックルーム、自分もよく使わせてもらってます。 渋谷で良い店教えて!とよく聞かれるのですが、その時に真っ先に名前を挙げるお店の1つです。 色んな人が、色んなブログで絶賛してますね。まさに渋谷通が通う隠れ家カフェの代表的存在なのではないでしょうか。 夜なんか、入れたためしがありません。その訳が、お話を聞いて、よーく分かりましたね。狙い目は、平日の昼間です。比較的、ゆったりと時間が過ごせますよ。

取材日:08.4.19  取材者:及川貴義

≫ページTOPに戻る




ヘアサロン ボレロ 様

  • 代  表:山田 銀河氏
  • 住  所:渋谷区神宮前2-19-13 J2ビル 3F
  • 事業内容:ヘアサロン

創業について

僕の場合は、まず、地元の大阪で美容師としてのキャリアをスタートさせました。
大阪での日々は順調だったんですが、徐々に東京への憧れが大きくなってきたんです。
そんなときに、ある業界誌の記事がきっかけで、青山でサロンを経営している代表の方とお会いできたんです。それがご縁で、8年間そのサロンで仕事をさせてもらいました。
その後いったん、美容業界から離れていた時期もあったんですが、自分のサロンを持とうと決意して、独立資金を貯めるために一度大阪に戻りました。
それから一年後ですね、今のサロンを立ち上げたのは。

今の場所にサロンをもった理由

独立をすると決めてから将来的には、一番の激戦区である原宿・青山にサロンを持ちたいという気持ちは強かったんですが、
実は、最初から原宿・青山という場所で勝負をしようとは考えていなかったんです。
原宿・青山という立地は、飛び込みでお客様が来てくれるような場所ではないということが、経験上分かっていたので、最初からそこで勝負するにはリスクが大きいかなと思っていたところがありました。
それで、物件探しの段階では、渋谷や代々木上原、恵比寿といった立地も視野に入れていたんです。
そういう状況の中、物件を何十件と見ているなかで、一番惹きつけられたのが今の場所でした。
具体的には、建物の魅力と光がたくさん入る気持ちの良い空間が気に入りました。そういう訳で、最終的に出せればいいと思っていた場所に最初からサロンを構えることになったという感じですかね。

激戦区原宿・青山で勝負するための独自性とは

美容師という仕事の本質を考え続けた結果、お店のコンセプトにもなっていますが「その人に本当にあったデザインを提供する」ということを常に意識しています。
それを可能にするには、技術を磨くいくということは大前提なんですが、その人の要望の奥底にある本質をいかにつかまえられるかに懸かってると思っています。
そのためには、お客様とのコミュニケーションを高めて、そこからその人を感じる力も磨いていかなければならないと考えているんです。
例えはお客様が髪を短くしたいと言っているとき、そこには色んな理由があります。ライフスタイルだったり、その時の感情だったり気分だったり。
僕たちの仕事はゼロから作り出すわけではないと思っているので、そういうもの感じ取った上でデザインを作らないと「その人に本当にあったデザイン」は提供できないと思うんですね。
そういう理由で僕のサロンでは、予約の取り方を1時間に1人という風に制限しているんです。
利益を追求していくなら、30分、20分に1人といったペースでこなしていかなければならないのですが、それでは僕のスタイルが確立できません。
お客様と深い信頼関係を築くことによってデザインをつくりあげる、このスタイルを貫いているところが他のサロンさんとは少し違うところじゃないでしょうか。

ボレロというネームの由来

本質を追求する王道感があるサロンを作りたいという思いがあったので、伝統的なイメージを感じさせてくれるようなネームを考えていました。
それで思い浮かんだのがクラシックのボレロだったんです。
サロンというは、スタッフとのチームワークも重要な要素なんですが、そういう部分を一つのオーケストラに見立てたところもあったんです。
ボレロって曲は、ずーっと同じフレーズなんですけど、一小節ごとに楽器が変わるんです。僕のサロンでもスタッフ一人一人が自分の音色を奏でることで、心に響くデザインを作りたい、そんなイメージでネーミングしました。


ロゴの4色の意味は

ロゴの4色も、小手先ではない伝統的なサロンを作りたいということから、昔からある日本の伝統色から選択したんです。今っぽい色合いなんですけど。
その人それぞれの個性を表現したいという意味合いから、あなたの色を探しましょう、あなたの色を一緒に表現しましょう、というメッセージをこめました。

物件探しのポイントは

僕の場合は、とにかく数多くの物件を見て回るようにしました。
作りたいサロンのイメージを描きながら、物件探しをするんですが、 理想と現実をすり合わせるには、たくさんの物件を見て回るというのが一番だったと思います。
体力的には非常にきつかったのですが。
実際に50件以上は現地に足を運んで、物件を見たと思います。
今の物件を何の迷いも無く自信を持って決めることができたのも、そういう物件の探し方をしたからだと思っています。

内装のポイントは

ロゴの4色を彩った鏡面を引き立たせるにはどうすればいいか、というところから始めました。あの鏡面があってのそれ以外というイメージです。
心地よいと感じるお店って、無駄がないんですよね。
それでいて、その無駄のない中に何かポイントとなるようなものがあるんです。
できるだけお客様の目の付くところに余分なものを置かないようにしたのも、白を基調としたのも、コンセプトが決まった時点で、そこから引き算で考えていった結果ですね。

今後の方向性

オープンして2年が経ちますが、サロンのあるべき形が見えてきたので、まずはそれを確立させたいと思っています。
その過程で次にまた、自分たちが何をすべきかという方向性が見えてくるような気がしています。
オープンする前は、3年後はこう、5年後はこう、10年後はこう、
というビジョンをもってサロン作りをするというイメージだったのですが、いざオープンしてみると、イメージがあってそれに近づけていくというよりも、毎日の積み重ねがあって長期的なビジョンがみえてくると考えるようになりました。
日々の積み重ねと成長の持続性を大切にしていけば、おのずと進むべき道は見えてくるのかなと思っています。そうは言っても、それなりのビジョンは持っているんですけどね(笑)。
また、それとは別に、僕には自分たちが得てきたことを美容業界に還元していきたいという思いもあります。
全国には僕と同じ仕事をしている美容師さんが大勢いますが、
そういう方たちの励みになれたらいいなと思っているんです。
僕自身も地方で仕事をしていたときに、先端の情報を発信する美容師さんたちから刺激を受けたり助けられたりすることが多々ありました。
それなので、今度は自分達が情報を発信する立場になることで、地方で頑張っている全国の美容師さんたちの力になりたいと思っています 。

アキヨシ産業へのメッセージ

大阪で仕事をしながら東京の物件探しをしなくてはならないとうハンデがあったのですが、そのハンデを見事にカバーしてくれたのだアキヨシ産業さんでした。
今こうしてボレロを立ち上げることができたのもアキヨシ産業さんの力によるところが大きかったと思います。
今後、ボレロが成長していく過程で、再度出店の機会が来たときは、またいい物件を紹介してください。

Re:

以前から代表の山田さんには、「信念と行動力の人」というイメージを抱いていたのですが、今回お話を聞かせて頂いて、それが確信へと変わりました。
サロンの内装や雰囲気をはじめ、ショップカード、HP、スタッフの方々まで、全てにおいて山田さんのポリシーが浸透しているというのが良く伝わってきます。
物事の本質を捉えて追求していく姿勢、素晴らしいです。
お手本にしていきたいと思います。

取材日:08.4.4  取材者:及川貴義

≫ページTOPに戻る




株式会社 アークビルサービス 様

  • 代表取締役社長: 田中 正吾 氏
  • 住   所:渋谷区円山町20-1                新大宗円山ビル2F
  • 事業内容:ビルメンテナンス フードサービス                 家事代行サービス

創業について

最初は、渋谷のワンルームマンションで、求人広告の営業をやる仕事をしていました。
求人広告の仕事だったので、世の中の様々な内容の仕事を垣間見ることができ、その中で清掃事業にチャレンジすることを決意しました。
現在は、ビルメンテナンス・ビル清掃業と飲食業を収益の柱とし、クロス洗浄・空室清掃事業、家事代行サービス、といった事業も展開しています。

移転の経緯

現在のオフィスに至るまで、3回、オフィスを変えました。
最初は8帖程度のワンルームマンションから始めたのですが、 人数が増えて手狭になるにつれて、15坪、30坪とオフィスも大きくなっていきました。いずれも移転先は渋谷でした。

物件探しのポイント

物件を探す際に重視するポイントは、まずは、立地です。
面接に中高年の方が多くこられるため、「場所が分かりやすい」ということが求められます。中高年の方々は、分かりづらいと途中で帰っちゃうんですね(笑)。
ですので、立地は一番大事です。それと、窓があるということ。
暗いところで仕事をしていると気持ちも暗くなるんですね。
そうすると前向きな気持ちになれない(笑)。あとは、これが物件探しの中で一番難しいのですが、駐車スペースが確保できるということです。
弊社の場合、オフィスに隣接してハイエースを数台とめられる駐車スペースが必要なのですが、渋谷でこの条件をクリアできる物件がほとんどない。
今回も渋谷という立地で、場所が分かりやすくて、窓があって、
駐車スペースが確保できるところと言ったら、ここぐらいしかなかった(笑)。

オフィスのこだわり

社員が働きやすいといった空間作りはもちろんですが、物件の地型を重視しながら、ミーティングルームと応接室、清掃道具を保管しておく倉庫スペースを作ることですかね。
それと、「現場力を落とさない」といったことは、大事にしてます。
具体的に言うと、オフィススペースと倉庫を隣接させ、できる限りオフィスの近くに駐車場も確保するといったことです。
こうすることによって、ロスが省けて素早く仕事の準備態勢が整う。要は、機動力を高めたいということです。

今後の方向性

清掃事業と飲食事業の2本柱をより太く成長させたいと思っております。
それを可能にするのは、やはり人材ですね。社員を教育して育てることが非常に大切なことだと思っています。
それには、やっぱり若い方が良い。若くて、当社の企業理念に共感してくれる人材を求めています。
人を教育するには最低3年はかかります。
20代であれば、仮に3年やって、ダメだったとしてもまだ次がありますし、色に染まっていないので教育がしやすい。
昨年は、ホームページを見て企業理念に共感したので、面接を受けたいと言ってきてくれた20代が2人いましたよ。
あとは、会社の情報をオープンにして、社員の絶対評価に加え、相対評価も取り入れて、危機感も成果も共有していく。
そういう社風にすることによって、社員のモチベーションを高めていきたいと思っています。
(※アークビルサービス様は、職種によって採用方法が異なっております。ビル清掃、家事代行等の仕事は中高年の方々が主力となっており、正社員、飲食部門の採用には20代に力をいれているとのことです。)

アキヨシ産業へのメッセージ

物件の案内、契約等、丁寧にしっかりと対応してくれました。そこが一番良かったです。

Re:

ビルメンテナンス業界というのは、たった7%の大手企業が牛耳っている業界で、85%以上の零細企業や個人企業が、苦しい立場に追い込まれている状況なんだそうです。
そういう業界の中で、大手にないサービスと個人企業にはマネのできない質の高いサービスを生み出すことによって、現在の地位を築かれたそうです。
業界は違いますが、このことは、まさに今のアキヨシ産業が目指すべき姿だと思います。
他にも、会社経営にあたり終身雇用を大事にしていきたい等の、参考になるお話を存分に聞かせていただき本当に勉強になりました。

取材日:08.3.24  取材者:及川貴義

≫ページTOPに戻る